GX志向型住宅とは?

2025年02月10日

こんにちは!営業の品川です。

今回は子育てグリーン住宅支援事業の要件にもなっている

GX志向型住宅について解説していきます!

 

 

GX志向型住宅とは?

GX(グリーントランスフォーメーション)志向型住宅とは、環境負荷を低減し、持続可能な社会の実現を目指す住宅のことを指します。

再生可能エネルギーの活用や高断熱・高気密設計を採用することで、二酸化炭素(CO₂)の排出を抑え、エネルギー効率を最大限に高めた住まいです。

 

 

GX志向型住宅の特徴

再生可能エネルギーの活用

・太陽光発電(PV)や風力発電などを導入し、家庭でのエネルギー消費を抑制

・蓄電池システムを組み合わせることで、余剰電力を貯めて活用

・VPP(仮想発電所)やP2Pエネルギー取引を活用し、余った電力を地域でシェア

高断熱・高気密設計

・高性能断熱材を使用し、冷暖房効率を向上

・二重・三重ガラス窓や樹脂サッシを採用し、熱損失を最小限に抑制

・全館空調システムや換気システム(熱交換換気)を活用し、省エネと快適性を両立

スマートホーム・IoTの導入

・AIやIoT技術(※1)を活用し、エネルギー消費を最適化

・スマートメーターを設置し、リアルタイムで電力使用量を管理

・スマート家電やHEMS(※2)と連携し、エネルギーを自動制御

※1 IoT(アイオーティー)とは「Internet of things(モノのインターネット)」を略した言葉

  スマート家電やスマートロックなど

※2 HEMS(ヘムス)とは「Home Energy Management System」を略した言葉

       家庭内の電気を「見える化」するシステム

       

脱炭素建材・サステナブルな素材の使用

・木造ハイブリッド構造(CLT材など)を活用し、建築時のCO₂排出を削減

・リサイクル可能な建材や自然素材を活用し、環境負荷を低減

・グリーンコンクリート(CO₂を吸収するコンクリート)を採用

 

 

GX志向型住宅のメリット

 光熱費の削減

・太陽光発電+蓄電池で電気代を大幅にカット

・高断熱・高気密により冷暖房費を抑えられる

環境負荷の軽減

・CO₂排出を削減し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献

・再生可能エネルギーの活用で地球温暖化対策に寄与

快適で健康的な住環境

・高断熱・高気密で室温を一定に保ち、ヒートショックを防ぐ

・自然素材を使用することでシックハウス症候群のリスクを低減

資産価値の向上

・省エネ住宅として評価され、将来的な売却時に有利

・政府の補助金や減税制度の対象になりやすい

 

 

GX志向型住宅は、環境負荷を減らしながら快適に暮らせる未来志向の住宅です。

再生可能エネルギーの活用や省エネ技術の導入を進めることで、光熱費の削減、健康的な住環境の確保、資産価値の向上が期待できます。

今後、政府の支援強化や企業の技術革新が進むことで、GX志向型住宅が新築・リノベーション市場において主流となる可能性があります。

当ブログでも紹介した補助金も受けることができるので、気になった方はお気軽にお問い合わせください!

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